∞備忘録 ハルキ

°C-ute→関ジャニ∞へ担替 2017.6〜の新規 低身長スキル厨

舞台 泥棒役者

関ジャニ∞丸山隆平主演舞台

泥棒役者 

4/5大阪公演行ってまいりました。

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ハイヒールモモコ姉さんいらしてましたわ。お花も相変わらず。

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当日券キャンセル待ち一桁でどうなることかとおもっておりましたが、開場3分前に着席。一階前方通路側の良席だったので結果的にとても良かったです。

客層はイフオアよりは幅広く。制服の子もいれば、年配の方もいて。東山ファンと丸山ファンが混在していたのかなと。

 

 

以下、感想です(ネタバレ少なめのつもり)。

映画版も見ていたので大まかなストーリーはわかった上でしたが、これは初見でも結構楽しめたのでは?

 

元々舞台の脚本を映画にして、再度舞台にしたというだけあって、基本的に物語は同じ場面で進んでいく。舞台装置の使い方が面白い。

 

キャラクターも映画に負けない濃さでした。

・9分丈のはじめちゃん。キラキラのはじめちゃん。丸山隆平スンとしてたらめちゃくちゃかっこいい。結局はジャニーズ。

・無駄に筋肉美の前園俊太郎。40代の生脚。最終的にただの前園俊太郎に見えてくるから恐ろしい。アンダルシアはどこへ行ったのかってくらいの振り幅です。

・編集者奥も、セールスマン轟もなんなら映画より更に濃かった。奥役の佐津川愛美さん可愛かった。

 

初日だったのでたぶんあんまりアドリブはなかったと思うけどどうなんだろう…。

映画と比較しても終始笑いが絶えない舞台でした。

 

カーテンコールでは客席の様子を見回していた丸山さん。カーテンコールが楽しいよ!

初日だし僕たちはまだ始まったばかりだけれど、今日しか見に来られない方もいると思う。素敵な初日にしてくれてありがとうございました。とのことでした。

 

 

 

 

以下大幅なネタバレあります。

 

 

 

舞台はもちろん前園俊太郎の家。なので、映画での家以外のシーンや、アニメで表していたシーンをどのように表現するのだろうと思っていたのですが、

 

まさか寸劇とは!

正直この寸劇がこの舞台のクライマックスと言っても過言ではない。ただし寸劇はもしかしたら毎公演変わる可能性あるんじゃないかなーと思ってるのですが。

・ハードボイルド東山も良いけれど、真っ赤なワンピースに真っ赤な女優帽の丸山。この雌豚が!って!!いいよ狂気でている。堪らない。

・魔法使い丸山。これいつもの丸山じゃねえか?パイ投げ姫は丸ちゃんのアドリブかと思っていたのですが、それも伏線だったか!!ここで2、3個伏線拾ってったのさすがです。

 

ラストが泥棒仲間に足を洗うよう告げるシーンだったのですが、家の中の出来事ではなかったため、舞台下での演技に。

通路横の席だったのでもしかしたらと思っていたのですが、丸山さんが真横を駆け抜けて行きました。光る汗が眩しかったっす。

 

 

まだまだ舞台はこれから。まだ終わってないにゃー!!

 

 

とぅっ!!

If or...X 感想

関ジャニ∞村上信五1人舞台

If or...X
見に行ってまいりました。2/22(木)夜公演、下記あらすじのネタバレ含みます。小ネタいっぱいあったけど、そこは端折りました。

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開演前のBGMとして、
アニマル・マジック
Masterpiece
ココロ空モヨウ
Answer
RAGE
(順不同)の歌入り版とカラオケ版が流れていました。選曲はよくわからないけどAnswerとRAGE入ってるの嬉しい。

 


あらすじ
[第1部]
天保26年、村上水軍第一艦隊隊長(詳細はうろ覚え)村上信右衛門(表記違うかもしれない)。信右衛門の牛耳る瀬戸の海には、黒流(表記不明)と呼ばれる大きな渦潮が発生し、これに飲まれると他の時代に飛ばされてしまうという噂があった。瀬戸の海にてこの日の勝利に対し祝杯をあげる村上水軍。酔っ払った信右衛門はその黒流に飲まれてしまい…。

ドラ◯もんのタイムマシンのような鉄の箱に乗せられ、気がつくと2557年(多分)に飛ばされてしまっていた。ハイテク軍のGFAJ1という女性に命を助けられ、この世ではハイテク軍とアナログ軍が海を巡り争っている事を知る。

元いた時代に戻るため周囲を捜索していると、今度はアナログ軍に出会う。自分のプロフィールの説明や村上水軍の勝利の歌を披露し、天保26年から来たことを理解してもらえた信右衛門。アナログ軍に鉄の箱を直してもらう代わりに、ハイテク軍と戦うために重要となる、伝説の巨大魚イーフィッシュを釣ってくることを約束する。

慣れない海に格闘の末、イーフィッシュを見事釣り上げた信右衛門。アナログ軍とともにハイテク軍との戦いに挑むが、ハイテク軍の総監はあのGFAJ1であった…。


[第2部]
イフオアではおなじみ(らしいです。私初めてでしたので)、ハゲヅラの先生のコーナー。今回は春の大阪場所に合わせてジャニーズ大相撲。各グループに見立てた素材を使い、いわゆる紙相撲で勝負をする(ちなみにKing & Princeはデビューが急遽決まったため、紹介のみ)。

この日の取組は、
北 南
KAT-TUN ×-◯ 嵐
関ジャニ∞ ◯-× ジャニーズWEST
Hey!Say!JUMP ×-◯ V6

[カーテンコール]
※一つ前の記事を参照ください。

 


感想
[第1部]
村上信五こういうことやりたかったんだな!と。某デラックス氏の言葉ではないけれど、ポスター通りというか…。殺陣のシーンも多く、本当に今彼は歴史にすごく興味があること、そして大河やりたいんだなってのがよく伝わって来た。昨年の27時間テレビがここにこういう形で繋がるとはね。
セットは簡易なものだし(終わってからなるほどと思うセット)、登場人物ももちろん彼1人の為、安上がりではありますが、全体にCGが多用されていたりして、そこにお金をかけたんだなと。小物や映像にも色々と芸が細かいので見逃す暇がなかったです。スポンサーへの配慮がすごい。
ストーリーもテンポよく進みますし、場面転換も多かったです。小ネタ多く挟んでいましたが、私で判るものとわからないものがあったので、もっと若い子達には伝わらないかもしれないなと…月曜から夜ふかしじゃないけどね。

一番の感想は村上信五あざとい。ストーリー展開上可愛く見せる場面もあるのですが、予期せず可愛くなってしまった場面で観客の反応を見てそれを多用するあたり、味をしめてる。お菓子(公演ごとにお菓子が異なる)を食べる場面があるのですが、この日はワッフルを食べようとするも、袋を開けられず…。冬の深爪のせいにする村上信五。2/∞やエイタメオーディオコメンタリに続きここでも袋を開けられず。他のメンバーが居ないのでこの日は諦めておりました。

個人的に一番笑ったのは、村上水軍勝利の歌を披露する場面。歌えと言われて会場中(私も含め)ざわざわするのが村上信五らしくてとてもよかったです。


[第2部]
先生のコーナーは今回は本編中に入れられなかったとのことで、第2部に。正直コントでした。小道具や映像は徐々に改善されているらしいです。各グループの話を聞けるのは兼オタ勢には嬉しいのかな。
ジャニーズWEST関ジャニ∞との一戦について、「絶対に負けられない戦いがそこにはある…関ジャニ∞ PRIDE」と。サッカーオタク喜びました。関ジャニ∞が辛勝した際に、「危なかったのは大倉がヘラヘラしてたからや!」の台詞には笑いました。


[カーテンコール]
カーテンコールと称して村上信五1人で15分くらい(体感)話し続ける。カーテンコールという名のトークショーです、もはや。ライブでもMCが一番好きな私としては、カーテンコールでこんなに長々と話をしてくれたのはとてもありがたかったです。公演の内容だけでなく、ここのために来ているお客さんも少なくなかろう。お客さんになんでも聞くし、お客さんもガンガン答える。こんなにファンとの距離が近いとは思っていなかった。
今回は、サンケイホールブリーゼの二階席だったのですが、思っていたよりも近い。表情まで見える。こちらから見えているということは向こうからも見えているということ(見ているかどうかは知らないが)。直前にpersonのインタビューを読んでいたのですが、お客さんの反応を見ながら公演中に変えている部分もあるということを言っており、なるほどなと。

 


まとめ
If or...とはなんぞやと聞かれれば、村上信五村上信五による村上信五とファンのための舞台でした。内輪(ジャニオタ向けやeighter向けの)ネタも結構あったので、一般層に受け入れられるかはまた別かと思いますが、一eighterとしては非常に楽しめました。円盤化したらオタクは買うね!(そういうところですよインフィニティレコーズさん!)

If or... X 2/22(火)夜カーテンコールレポ

関ジャニ∞村上信五1人舞台

If or...X

2/22(火)夜カーテンコールの話だけ。ネタバレ含みません。本編についてはあとで。

 

今のカラオケバージョンをBGMに村上信五登場。

私服は白ニット帽(途中で暑がる)、白Tシャツ(肌着?)、紺のブルゾン、濃いめのグレーのスウェット。浪人生みたいだった。

 

Jr.の後輩やコンサートの関係者が見に来てくれるという話から、翌日(2/23〜25)でジャニーズJr.のコンサートがあるという話に。

村「Jr.のコンサートなんぼなん?」

客「6500円」

村「なぁ?わしゃ10年やってJr.以下やわ。そこの席(2階横)4500円やんな?2000円分楽しんできてな!」

客「時間長いから」

村「何時間やるの?」

客「さぁ…」

村「始まってみなわからんやんな、すまん!」

客「いっぱい出る」

村「誰が出るん?」

客「Travis Japan

村「知ってる知ってる」

客「Love-tune

村「知ってる知ってる」

客「SixTones

村「知ってる知ってる、あのsixって書くやつやろ?」

客「Snowman」

村「あれやろ、4人の」

客「6人」

村「6人か、すまん」「4組で6500円やろ?まだまだやな!俺は1人でこれや!お陰様でやらしてもらってます!」「明日何時からや」

客「6時」

村「俺は?」

客「7時」

村「1時間早くやったろか!まだまだ若いもんには負けへんで」

 

かつて帝劇でジュニアのコンサートにゲスト出演した時の話。ヨコすばる大倉で出た時は何か歌ったと。他もみんな出た時は歌ったりなんだりで15分くらいでやる。

村上が出た時はTOKIOの松岡くん(松兄)と一緒だった。

村「松兄何やります?ドラムとピアノでなんかやりますか?」

松「俺とお前なら喋っとけばいいだろ!」

 

一応リハーサルがあり、場当たり(どっちから出てくるとか下からせり上がるとか)の確認や、照明とかで余裕見てだいたい1時間くらいとる。スタッフ「村上さんここで、松岡さんここで。下から上がって4拍子数えたら前向いてくださいね」

村「あとは?」

ス「以上です」

村「リハーサル要らんがな!」

 

そのときにキンプリのKINGと初めて一緒にやったが、そのうちの2人は関西出身。

村「平野くんと…」

客「永瀬くん」

村「永瀬廉!(食い気味)」「平野……」

客「紫耀」

村「せやせや。あと1人は?」

客「高橋海人」

村「うみんちゅうみんちゅ!」

 

今のJr.の子達はすごい。みんなキラキラしてる。目がキラキラしてる。未来を見ている。あれやりたいとか憧れの先輩とか。自分もまだキラキラとスポットライト浴びさせてもらってますけど……照明さんのおかげ。

 

彼らが関西人なら目立とうとしてうわーってなって一回東京行って大阪戻ってきたのが関ジャニ∞

KinKiさんから関ジャニ∞のデビューまで10年、関ジャニ∞からジャニストまで10年。キンプリくんちゃん(この日ずっとキンプリをそう呼んでた)は混合だけど、また関西からも出てきてほしい。まずはスタイリッシュなグループを結成してほしい。ジャニーズWESTのデビューの時見たけど、俺らもあんなだったかーと。きったねえもん。

 

大阪今日で6回目。ということはあと4回。10-6=4やもんな?(になぜか拍手。)

あと4回ですが、ご縁があればまた来てください。

とのことでした。

スキャナー

安田担として2018年中に見ようと思っていたうちの一本。関ジャニ∞安田章大出演

スキャナー 記憶のカケラを読む男

見ました。

以下大幅にネタバレ含みます。

 

あらすじ(シネマトゥデイより)

狂言師野村萬斎と、俳優としての評価も高い雨上がり決死隊宮迫博之がコンビ役で共演したミステリー。残留思念を読み取る特殊能力を持つ元お笑い芸人が、行方不明者の捜索を依頼されたのをきっかけに、かつての相方と一緒に事件解決に挑む。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズやテレビドラマ「相棒」シリーズなどの脚本家・古沢良太がオリジナル脚本を手掛け、『DEATH NOTE デスノート』シリーズなどの金子修介がメガホンを取る。

残留思念を読み取ることができる仙石和彦(野村萬斎)は、かつてその能力を生かしてお笑いコンビ「マイティーズ」で注目を浴びたが、能力を消耗してしまいコンビを解散、世間から隠れるように暮らしていた。そんな折、元相方マイティ丸山(宮迫博之)の所属事務所を訪れた女子高生が行方不明者の捜索を依頼したことから、仙石と丸山は10年ぶりに再会するが……。

 

 

 感想

先に最終的なネタバレを知っていたので、友達と深夜に大笑いしながら見たのですが、これ何もしらずに見ていたらまた感想も違っていたと思うので、あまりお気になさらずに。

 

内容はそんな訳あるかいと突っ込みどころが多く、正直C級感の強い映画でした。
前半はコミカルな展開ですが、後半になるにつれ段々とホラーチックに。白いワンピースの少女がナイフ片手に駆け寄ってくるシーンは分かっていてもびっくりした。子供の描いた絵が怖い。美術さん怖いよ…。

 

しかしキャストがなかなか良かった。杉咲花木村文乃も今とはまた雰囲気が違いますし、宮迫や高畑敦子もいい。なにより仙谷を演じた野村萬斎ですが、これまでは狂言師としての顔(NHKの教育番組含む)しか見たことがなかったのですが、人間不信で少し挙動不審になっていたり、最終的に彼が人との付き合いを克服した後の表情だったりが、とても心に残った。

 

そして安田章大

ええそうですFカップの安田章大(Fカップだったのかどうかまでは正直判断しきれなかった!)。

涼しい顔して仕事をする佐々部のような役柄はROMESやこれまでのいわゆるジャニーズらしい役どころ。かっこいい。

その一方で、えりかに成り代わって復讐をしている場面での狂気に満ちた顔。象の時と同じくらいには瞳孔かっ開いていました。堪らん。

ただし女装はもう少しやりようがあったんじゃないかなと思う程度には雑(髪型とか化粧とか服装とかで、キャンジャニや他の彼がこれまでしてきたものに比べて非常にクオリティは低かったのでそこは残念でした…(もう少しクオリティ高ければあんなに笑わずに見られたのに)。作中で白ワンピースの女が襲うシーンを一つ一つコマ送りで見たのですが、全て安田章大が演じていてよく拘っているなと思いました。

 

この映画で安田章大をあの役にキャスティングしてくれた方に、その理由を詳しくお聞かせ願いたい。狂気の役をさせたかったからなのか、女装をさせたかったからなのか…。

ドラマや映画といえば錦戸大倉横山のようなイメージだったのですが、安田章大なんでもできるんですよね。そこまで俳優として華があるというわけではないけれど、いい意味で普通な部分があるから爽やか警察官も似合っていたし、だからこそ狂気の部分が光る。普段ニコニコしているのでどこかでサイコパスのような役を演じてほしいと思っていただけに、こういう仕事があったというのは素直に嬉しかったです(欲を言えばもっと狂気を孕んでいて欲しかったですが!!!)。本人もまたそういう役をと言っていますので、関係者の皆様ぜひよろしくお願いいたします。

 

 

木村文乃は羊の木の方がよかったなー。

羊の木

関ジャニ∞錦戸亮主演

羊の木

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感想と考察です。ネタバレ含みます。

 

感想
・全体について
正直見終わってすぐは、そこまでの印象はなかったのですが、後からじわじわといろんな場面を考察してしまう作品。
作中で回収される伏線と、グレーのままになっている部分があって。舞台挨拶等でも言っていたようにグレーのままの部分は見た人に委ねられた。
何回か見たらまた別な感想が出てくるかも知れない。

 

・各役者さんについて
前評判の通り、錦戸亮がとてもただの市役所員月末一にしか見えず…。もっと顔まで薄くなった気がしたのは凄かった。ただの好青年だよ!
そしてシリアスな顔をさせたらとてもいい。グッと引き込まれた。
ただしベースを弾くシーンは月末ではなく、錦戸亮でした。この錦戸亮知ってるぞ!という立ち居振る舞い。かっこいいけどね。

 

北村一輝演じる杉山。歩き方からガラの悪さが滲み出ていて凄かった。顔を見せていないのに遠くからでも杉山だと分かる。
しかしなぜ車と同じ直線方向に逃げたのか…。私が彼ならば船か海に向かうのに。

 

松田龍平は得体の知れない役をやらせたら本気ですごい。最初から最後まで得体が知れなかった。月末以上に彼を疑い続けてしまった。
殆ど表情に変化がないんだけど、初めてバンド聞きにきたところは可愛い。

 

そして優香がただひたすらにエロかった。吐息が近い……。うん。パパドル!とは大違いでしたわ。

 

個人的には須藤と田代が好きでした。須藤後半全く出番なくなるの勿体ない。その後どうなったのだろうか…。

 

 

考察
ただの個人的見解です。見た人それぞれに意見があって良いと思いますので

 

・音について
この映画は、映像よりも音に集中して聞いていた。
冒頭の元受刑者の6人を受け入れる時の鐘みたいな和音(詳しくはわからないが金属音)。最初は単音だったが、宮腰受け入れるあたりで不協和音になっていったと思う。


そしてバンド演奏時のギター音。耳障りだと思っていたんだけれど、岬での月末と宮腰のシーンかな?でもずっとその音がしていた。

 

・エンドロールについて
一般的に下から上に流れるものだと思っていたのですが、この映画では右斜め下に流れていく。
初めは黒い背景が、終わりに向かうにつれて明るくなると海だったことがわかる。2人が海に飛び込んだことを彷彿させていた。


そしてエンドロール時のBGM、タイトルがDeath is not the end。じわじわときた。
罪を償った者にとってはこれからがあると思わせるし、その一方では宮腰はまだ生きているのかもしれないとも思わせられる。

 

・栗本と羊の木について
残された元受刑者達は栗本を除いてそれぞれにあの街で居場所を見つけた。栗本については人との関係というところに居場所があるようには描かれていなかった。死んだ生き物を埋葬し、供養することが彼女にとっての居場所なのだろう。


最後に羊の木の絵皿と同じ形になるのだけれど、真ん中のところから新たに芽が出てきていた。さよならじゃないよ、新しく木になるんだよ、の言葉の通りに。この映画で唯一生を感じるシーン。死と生の関係を一番感じていたのが彼女だと思う。

でも結局羊の木が何なのかは分からなかった。

 

・宮腰と月末と文について
月末には特に最初の宮腰から前科を聞いたとき、そんな簡単に信じるなよと思ってしまったんだけども。魚美味しそうですね、が嬉しかったんだろうな。それが月末というキャラクターなんだろう。
宮腰が月末を殺せなかったのは、結局友達だったからかと。宮腰の言っていたことが本当かどうかはわからないが、友達じゃなければあっさり殺されていたんだろう。
福本のくだりであったように、彼らは居場所が必要なんだと。宮腰にとって、月末は(文も?)居場所だったんだろう。月末は文と宮腰の仲に嫉妬するけれど、宮腰も自分にはこれまでなかった仲間とか友達とかそういう絆を2人から感じ取ってそれに憧れていたんだろう。その一員になりたかったんだろう。

 

文についてはまだ消化しきれていない。

 

最後に、宮腰は生きていると思う。物理的に考えればいくら水中でも青銅製?の重量物が落ちてきたらそのまま海底まで押し潰されそうではあるが。
もし宮腰が死んでしまっていたのならば、月末なら自分がもっと早く気づいていればとか、岬に一緒に行かなければとか思い悩みそう。そして文とラーメンに行くことにはならなかったと思う。


まとめ
映画を見終えてから、他の方の考察をいくつか拝見しているのですが、それぞれ気になった部分や考え方が違っていて面白い。
前述したようにもう一度見たら考察した内容も変わってくると思う。今回はたぶん月末に感情を乗せてみていたんだけど、他の登場人物の視点で見たら他の感想を持っただろう。

 

サスペンスの部分はあるけれど、社会的な側面もある作品。これからの評価が楽しみ。
この作品に錦戸亮が主演していたというのは結構彼の今後に大きく関わりそう。自身でも言っていたけれど、彼の代表作になると思った。


余談
ところであれだけ大きなものが落下するのは管理上どうなのかと。それこそ市役所の不備…。いくら海風に曝され錆びていようとももっと早い段階で整備できたろうに。


なんてね。

∞祭

関ジャニ∞ 8EST初回限定版A

∞祭〜ボクらも8っちゃい、8っちゃけまつり〜 LIVE & DOCUMENTARY

見ました。

 

まずはざざっと流れを。

1.OVERTURE

オープニングカッコいい。今までのPVをなぞっていくやつ。とてもよい。すごくワクワクさせられる。来るぞ来るぞって言う感じがすごい。


2.ER

からのER。この流れすごくいい。フロートで登場ってこれどんな感じで出て来るんだろうな現地では。

∞祭のTシャツにジーンズというラフな格好もなかなかよい!村上信五の筋肉。メンバーもグッズのボディーシール貼ってるんだけど、大倉の二の腕のやつはエロい(いい)。

この曲自体も勢いがあって好き。後々他のライブのMCのおかげでダンスバージョンは落ち着いて見られなくなるんだけどね。


3.T.W.L

一気にアイドル感のある曲へ。結構振り付けに自由な部分があってわちゃわちゃしていてそれがよい。

この曲安田章大ほとんどずっと高音ハモってますよね。忙しい。

最後のT.W.L.の人文字やりたい放題ですな。


4.モンじゃい・ビート

軽くMCを挟んでのもんじゃい!これも確実に盛り上がる。祭だよ。しょうもないこという横山裕とても横山裕。メンバーからのツッコミが良い。

錦戸亮がすごく楽しそうで。これ何回も書いてるかもしれないけど、関ジャニ∞にハマるまで錦戸亮ってクールなキャラクターだと思っていたので、こういう表情を見るのにまだ慣れなくて。この人は本当に関ジャニ∞好きなんだなあと思います。


5.渇いた花

バックステージにてマイクスタンドありで歌ってる曲。この曲は元気コンで渋谷村上の2人で歌ってたやつ以来聞きましたが、全員のバージョンも良い!

渋谷すばるの声がとてもよい。彼をセンターにおいて、周りのメンバーがハモりで支える構図がたまらない。これが関ジャニ∞の強さですよ。各メンバーのソロのパートもいいんですけどね。


6.急☆上☆Show!!

冒頭丸山なんと?韓国語だと思うけどわからぬ!

盛り上がるから好き。フロートで再びお客さんの間へ。この曲はサビの安田丸山の掛け合いのところがいい。

そして大倉忠義あざとい。

 

7.Eden

しっとりと聞かせる初期のバンド曲。Cメロのところが好き。

おかんと見てたら、横山裕のボンゴの位置が高すぎないかと話題に。


8.Dye D?

アコースティックバージョン。がっつりダンス曲のイメージが強かったので、ここでこんな形で見られるとは。斬新。

どちらかといえばダンスバージョンの方が好きだけど…。

その後のMCがとても良かったです。うまくできてんな!横山裕がとても横山裕


9.旅人

 これも初期の曲。あんまり印象に残んなかった…申し訳ない。


10.Snow White

錦戸がキーボード、大倉がギターといういつもと違う楽器での一曲。錦戸亮は小さい頃ピアノやってたりしたんですかね?普通に弾けてる。器用な人だとは思うけれど、こんなにあっさりできるものなのか?

曲自体は好きだけどもなんで真夏にこの曲をチョイスしたのかは謎。


11.パズル

歌詞に内博貴のことなのかなと思う部分があったりして、この曲を8周年のタイミングでやることが感慨深い。

錦戸の表情に心が震える曲です。


12.愛でした。

 バンド曲続きますな。多分1時間程度のステージだと思うけど、半分がバンドっていうのは意外だったな。

この曲はハモリも綺麗で好き。イントロのギターが印象的。渋谷は気持ちが入ってくるとどんどん前かがみになってちっちゃくなっていく。あとは落ちサビの大倉の喉仏。これ。


13.ひとつのうた

ライブのラストといえば、この曲っていう感じ。再びフロートにてファンの元へ。ラララララー♪のところがグッとくる。

 

▪️∞祭のステージ構成について

基本的にファンのコメントはいらんやろと思っているので、そこは飛ばしていたのですが。メイキングが途中に入ってたので見辛いは見辛かった…ので、今後は分けていただけると嬉しいです。ほかのライブ見てた限り大体別れとるけどね。

 

ライブステージ、ゲームステージが順番に行なわれており、各ステージの指定された公演を見られる。それ以外の時間は展示スペースなどを見ることができる、という構成だった模様。

 

会場はライブスペースと展示スペースとに分けていたため、ライブ会場は狭い。しかしその分近い。

展示スペースでは個人のブースや、歴史を振り返るブース、番組に絡めたブースなどがあり、とても大満足の内容。錦戸大倉発案でサイン書いたのはファンからしたら嬉しい心遣い。

とはいえ、当日行っていたという友人から聞くと、人が多かったのと、次のイベントまでの時間制限がありゆっくり見られなかったとのことだったので、書籍化してください。

村上信五のスペースで飾ってあるユニフォームを細かく見てしまうサッカークラスタの私ですよ。ガットゥーゾあったのとても熱い!ミラン割と好きよなあ。

 

あとは会場で流れていたと言う、楽屋前中継映像の完全版を何かに収録してください。15周年の時などでもよいので。

 

▪️メイキングについて

村上信五が8UPPERSのTシャツ着てるのはなんか嬉しい。横山裕スヌーピーのTシャツは可愛い。安田章大の私服はすごいね。この人芸能人でよかったよ。

メイキングではメンバーのアカペラでの歌声が入ってるところが好き。振り合わせ中に歌ってたり、ただ口ずさんでいたり。みんな歌うこと好きよねほんと。

メンバーが各メンバーのブースや展示を見てるのも面白い。大倉丸山のやりとりに笑いました。

 

▪️まとめ

 8周年でいつもと違うイベントをということで、行われた∞祭。メンバーからもお客さんを楽しませようという気持ちがすごく伝わったし、ファンからもボードやノートなどでメッセージを直接届けることのできた素敵な場だったんじゃないかと思います。

ライブももちろんだけど、本当に色んな形で我々を楽しませてくれる。まさにジャニーズエンターテイメント。

 

最後のMCで、錦戸亮があとせめて8年は見守って欲しいと伝えていましたが、そんなんじゃ全然足りない。

渋谷すばるの、間違いないから、僕らについて来てください、という言葉が全て。どこまでもついて行きますよ。渋谷すばるは言葉数は多くないけれど、本当にがっちりとeighterの心を掴むセリフを伝えてくれる。鷲掴まれた。

 

もうすぐ2018、否201∞年。何もないとは言わせない。彼らのライブをまた見られる日が早く来ないか楽しみで仕方がない。

松原信一presents すごはち

クリスマスなのでDVD鑑賞です。

8ESTのアルバムの特典映像より、

松原信一presentsすごはち みました。

 

関ジャニ∞8周年の8月8日に、渋谷すばる扮する松原信一企画で行なったこの企画。

要はすごろく、の関ジャニ∞バージョンなので、すごはち。もちろんマス目は8の字の形。

各マスに書いてある関ジャニ∞のこれまでに関する指令をクリアしていき、最初に一周した人が優勝、豪華賞品あり。というもの。

 

まず、各メンバーの登場シーンの映像がよい!メンバーのソロ曲をバックにこれまでの写真と共に紹介される。関ジャニ∞ではこれまでこのパターンあんまりみてなかったので新鮮でした。

 

そして、松原信一やっぱり頭おかしい(褒めている)。あの映像意味わからないですし。今のクロニクルでのファボられタイムラインのわけわからなさに通ずるなと思いました。

 

各マス目の指令にトライするメンバーもとてもよい!

錦戸亮のマイナス100度の顔とか、おでん食べる横山裕とか、手拍子だけの村上信五とか。安田章大持ってない。肉体派の丸山隆平

ミセテクレのくだりの横山村上がとてもヒルナンデスです。連携のよさね。

昔の映像もちょこちょこ見られたし、嬉しい。

優勝者と豪華賞品は意外な展開でしたが、きっちりやりきるあたりさすがです。

 

エイターリクエストも、彼らの感想をその場で聞けるというのはなかなか新鮮。場面場面でファンの声を聞く機会を持ってくれるのはファンからしたら嬉しい限りですね。
大倉の俺この曲で何回泣いたことか。と、それに対する安田のよー泣くな。のやりとりに笑いました。

この企画どうやって締めるかなーと思ってたんですが、最後にあの曲を歌ったのも全体として締まりが出たなと。
ライブを見て思うのは、結局圧倒的センター渋谷すばるですよ。錦戸亮がセンターにならないグループって恐ろしい…。

 

 

ゲームを与えておけば勝手にわちゃわちゃして盛り上がってくれる。我々が見たいのはまさにそれであって、それをしっかりと見せてくれるのでとてもありがたい。そこら辺の需要を渋谷すばる分かっているな、と。渋谷すばる企画のものを見るたびに思うわけです。

 

次は18周年を待たねばならないかなー?15周年で何かあるかなー?楽しみに待っております。