∞備忘録 ハルキ

°C-ute→関ジャニ∞へ担替 2017.6〜の新規 低身長スキル厨

スキャナー

安田担として2018年中に見ようと思っていたうちの一本。関ジャニ∞安田章大出演

スキャナー 記憶のカケラを読む男

見ました。

以下大幅にネタバレ含みます。

 

あらすじ(シネマトゥデイより)

狂言師野村萬斎と、俳優としての評価も高い雨上がり決死隊宮迫博之がコンビ役で共演したミステリー。残留思念を読み取る特殊能力を持つ元お笑い芸人が、行方不明者の捜索を依頼されたのをきっかけに、かつての相方と一緒に事件解決に挑む。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズやテレビドラマ「相棒」シリーズなどの脚本家・古沢良太がオリジナル脚本を手掛け、『DEATH NOTE デスノート』シリーズなどの金子修介がメガホンを取る。

残留思念を読み取ることができる仙石和彦(野村萬斎)は、かつてその能力を生かしてお笑いコンビ「マイティーズ」で注目を浴びたが、能力を消耗してしまいコンビを解散、世間から隠れるように暮らしていた。そんな折、元相方マイティ丸山(宮迫博之)の所属事務所を訪れた女子高生が行方不明者の捜索を依頼したことから、仙石と丸山は10年ぶりに再会するが……。

 

 

 感想

先に最終的なネタバレを知っていたので、友達と深夜に大笑いしながら見たのですが、これ何もしらずに見ていたらまた感想も違っていたと思うので、あまりお気になさらずに。

 

内容はそんな訳あるかいと突っ込みどころが多く、正直C級感の強い映画でした。
前半はコミカルな展開ですが、後半になるにつれ段々とホラーチックに。白いワンピースの少女がナイフ片手に駆け寄ってくるシーンは分かっていてもびっくりした。子供の描いた絵が怖い。美術さん怖いよ…。

 

しかしキャストがなかなか良かった。杉咲花木村文乃も今とはまた雰囲気が違いますし、宮迫や高畑敦子もいい。なにより仙谷を演じた野村萬斎ですが、これまでは狂言師としての顔(NHKの教育番組含む)しか見たことがなかったのですが、人間不信で少し挙動不審になっていたり、最終的に彼が人との付き合いを克服した後の表情だったりが、とても心に残った。

 

そして安田章大

ええそうですFカップの安田章大(Fカップだったのかどうかまでは正直判断しきれなかった!)。

涼しい顔して仕事をする佐々部のような役柄はROMESやこれまでのいわゆるジャニーズらしい役どころ。かっこいい。

その一方で、えりかに成り代わって復讐をしている場面での狂気に満ちた顔。象の時と同じくらいには瞳孔かっ開いていました。堪らん。

ただし女装はもう少しやりようがあったんじゃないかなと思う程度には雑(髪型とか化粧とか服装とかで、キャンジャニや他の彼がこれまでしてきたものに比べて非常にクオリティは低かったのでそこは残念でした…(もう少しクオリティ高ければあんなに笑わずに見られたのに)。作中で白ワンピースの女が襲うシーンを一つ一つコマ送りで見たのですが、全て安田章大が演じていてよく拘っているなと思いました。

 

この映画で安田章大をあの役にキャスティングしてくれた方に、その理由を詳しくお聞かせ願いたい。狂気の役をさせたかったからなのか、女装をさせたかったからなのか…。

ドラマや映画といえば錦戸大倉横山のようなイメージだったのですが、安田章大なんでもできるんですよね。そこまで俳優として華があるというわけではないけれど、いい意味で普通な部分があるから爽やか警察官も似合っていたし、だからこそ狂気の部分が光る。普段ニコニコしているのでどこかでサイコパスのような役を演じてほしいと思っていただけに、こういう仕事があったというのは素直に嬉しかったです(欲を言えばもっと狂気を孕んでいて欲しかったですが!!!)。本人もまたそういう役をと言っていますので、関係者の皆様ぜひよろしくお願いいたします。

 

 

木村文乃は羊の木の方がよかったなー。