関ジャニ's エイターテインメント ジャム その2
続きです。
13.JAM LADY
メインステ上から降りてくるんですが、この曲の1番の間はどこにいるのか見つけられなかった。苦笑。この演出は8UPPERSのときと同じですな。雰囲気はだいぶ違いますが。丸山隆平が手すりがっつり掴んでる所と錦戸安田のわちゃわちゃが見どころ。
そして噴水!うわあジャニーズ!!メインステージの段も上下するし持ち上がるし。もうとにかく金かかってるな!経済回してますよジャニーズ。
光沢のあるピンクのスーツなんて着こなせるのもジャニーズくらいですからね。この衣装の派手さに負けない顔面。
14.罪と夏
歌いつつセンターステージへ移動。水のトンネル!FIGHTコンのやつですね。これびちゃびちゃならんのかなと思ってたけど、メイキングで見てたら下がメッシュになっててそこに水が落ちてる様子。よく考えるよなこんな演出。
センターステージもせり上がってお客さんの頭上を移動して…本当にジャニーズ凄いって思ったんだ。スタンド2階だったけど、このおかげでだいぶ近かったから!
ダンス曲も初っ端からこんなにフルテンションで良いのか!?と不安になる…。まあ、夏だからね。
15.DO NA I
そんなわけでほとんど間近で見られたこの曲。もう端のお客さんまでみんな楽しんでいけ!という彼らの想いがビシバシと伝わってきた。
曲調も今までにない感じだし、ダンスも可愛いし。サビの安田章大のハイトーンとか、2番の丸山のがなりとか、みんなの歌唱のテクニックもふんだんで楽しい。
この曲はSONGS OF TOKYOで完コピしたので、見るときはつい一緒に踊る。にしても自由にイチャイチャするメンバーたち。いいぞ。
16.キング オブ 男!
このへんのダンス曲はついつい一緒に踊ってしまう。センターステージを降りてトロッコで移動。Cメロの掛け合いがいいよねー。さらに両サイドから移動式のステージに乗って…。どうなってんだもう!!
17.なぐりガキBEAT
この曲も激しく移動中。みんなファンサがすごいっすわ。丸山安田半端ないって。移動しまくっててもちゃんと歌ってるからな。プロのアイドルなんですよ。
個人的にはこの曲ダンスも結構好きだから次にどこかでやる時はダンス曲のアレンジだと嬉しいな。
18.Answer
年上組によるユニット曲。相変わらず少年隊を意識してる。
私がみた公演は収録されているものと衣装が違っていたのですが。その辺のくだりもメイキングに入っていたけど、たしかに白の方が締まってよい。ステージが階段状になって3人のメンバーカラー(横山は白で代用)で彩られる演出がグッときた。
もうさ、3人もみなくちゃいけないし、背景に昔の画像いっぱい出るし、とにかく忙しかった。この当時はこれが渋谷すばるのラストステージになると思っていなかったけれど、最後に3人でやるのをみられてよかった。
19.ノスタルジア
年下組のユニット曲。
エモい、とはまさにこのこと。今までこの言葉使ったことなかったのだけれども、この曲見て最初に頭に浮かんだ言葉がこれ。
曲自体も凄く綺麗なんだけど、もともとこの4人は歌えるし、低音から高音までそれぞれの声が響き合っていてハーモニーも素晴らしい。
何より今までの関ジャニ∞にはなかったコンテンポラリーの要素を入れたダンスもよい。メイキングとDVD見てダンス完コピしてしまう元ハロオタの性。
最初は4人がバラバラの場所でソロで歌い踊るのが、曲が進むにつれてセンターステージに集まっていって向き合って踊る演出が大好き。
(余談だけどこの衣装レタスの妖精って呼んでる。昔Eテレでやってた野菜の妖精のアニメをだれか分かる人がいるのだろうか。)
このセトリの中で一番好きなのがこの曲でした。
20.Sorry Sorry love
ここからガッツリダンス曲。レタスの妖精衣装全員分あったんすね!EDM系の曲には横山丸山の声が合う。落ちサビがいい!
これもメイキングにダンスレッスン入ってるので完コピ。関ジャニ∞踊るときは踊りますからね。ジャニーズですから。鳴らすはずのバースデーコールの所も歌詞にハマってて好きだし、サビもテンポの取り方工夫してあって面白いし、踊ってて楽しい一曲。しかしカラオケでやると死ぬ。
21.WASABI
これもイントロが楽しい。Bメロの乳搾りのやつ、これかと笑。落ちサビの大倉錦戸の所がとてもよい。ビジュアルも含めて強い!
にしてもこんだけ激しくこの高さで歌って踊るの凄いことっすよ。丸ちゃんが何かで高所恐怖症と言っていたけれども、全くそんなこと感じさせない。
22.えげつない
ソリソリワサビからのえげつないの流れはまさにえげつない。イントロからがっつりオタ芸。体力半端ない。こっちはDVD見ながら踊ってるだけですけど、彼ら生歌ですからね。
これ、ラップバトルまでトロッコ?で移動するんですが、結構ギリギリで間に合うのかと思ったら物凄いスピードでやってきて焦った記憶。収録されているのは最終日ということで、ラップバトルはどの組み合わせもアドリブ満載に。なんなんすかこの告白合戦。Blu-ray版には福岡1日目のバージョンもありまして、そちらはそちらで面白かった。錦戸のサプライズにしどろもどろになる丸山。しっかり準備してる錦戸とても錦戸亮。もうみんなが楽しそうなのでなんでもよい!
Never × Neverと言う名のミニコーナー。走って行って壁の向こうにネバネバローションがあったら負けっていうよくバラエティであるやつ。この人たちジャニーズですよね?
元気コンのワサビのロシアンルーレットからの流れのような黒スーツでビシッと。なのにこれまでの戦績でほとんどみんなぬるぬるに…。結果は本編を見てくださいと。最後の最後にこの展開はドラマティック。他の公演の分はBlu-rayに収録されてるのでそちらも。だんだんみんながぬるぬるになっていくのが面白い。
23.Never Say Never
この夏はこの曲いっぱい聞きましたわ。アメリカンな衣装可愛くてよい!2017年のカウコンもこれでしたね。
ジャム瓶モチーフのトロッコで縦横無尽に行き来。もはや誰がどこにいるのかわからなくなったので大型ビジョンをひたすら見ていた気がする。
24.ナントカナルサ
ライブで盛り上がる1曲。村上信五の煽りいいよー。丸山のファンサが凄かったという記憶しかないっす。
25.前向きスクリーム!
ラストスパートを盛り上げる。エイタメのイメージで大倉安田の全力が見られるかと思ったけども、さすがに夏の暑さの中では無理。このへんずっと席で踊ってたなたぶん。
26.今
2017年にやたらと聞いた曲。出る番組出る番組これだったもんな。もともと手話かじってたのでこの曲の振り付けはすぐ覚えられた。
なによりこの曲のポイントは天井カメラがですよ!これまでの関ジャニ∞のコンサートって天井カメラありました?あの円陣のためと言っても過言ではない。モー娘。で天井カメラに慣らされていたけども、まさか関ジャニ∞で天井カメラの映像を見るとは。
大きな拍手を!のくだりこれも毎回やるんですね。ニヤニヤしてしまった。
<encore>
27.純情恋花火
浴衣!素晴らしい。安田章大個性が強すぎる。
やはり夏のコンサートといえば純情恋花火なのですな。あまり夏曲多くないからか…。冬の曲はいっぱいあるけれど。
この曲では実際に花火上げまくってたからね。88発。ドームの中ですけど。十祭のときの野外スタジアムでの花火はまたそれはそれで綺麗だったろうな。ジャニーズ金かかってる…経済回してる。
28.パノラマ
あんまり浴衣のイメージではないけど夏コンには爽やかでよい。フロートで客席の近くまで来てくれて、ああ彼らはやっぱりアイドルだなと。ジャニーズすごいよ…。
29.ズッコケ男道
やはり締めにはこれをやらないと!!横山安田の煽りありき!丸山の流れに持っていかれる横山。
這いつくばってこーぜでジュニアがみんな這いつくばるの可愛かった。
30.青春のすべて
私が入った公演では、最後のソロパートを村上信五が飛ばすというまさかの展開がありましたが…(その後はける時に歌ってくれましたが)。
今聞くとまたいろんな感情があるけれど、素敵な曲。2番以降のソロパートがぐっとくるし、何より落ちサビが安田→大倉の流れがとてもたまらないのです。
アウトロでメンバーが口パクでありがとうって言っているのを見ると胸にくる。この時はまさかこれが渋谷すばるの最後のコンサートになるなんて思っていなかったので。ああー…。
最高で最強の関ジャニ∞ー!!もほんとにやるんやなーと。にやにやしました。
<w encore>
31.応答セヨ
全員ジャムコンTシャツで登場。錦戸亮キャップ被ってて少年のよう。眉毛がすごい。そして横山いじりがひどい。
この時は発売前だった応答セヨ。生で聴くのが楽しみで仕方ない一曲。バンドで聴きたいなー。安田丸山がエアで演奏してるのはこの頃練習中だったのかななんて。
応答セヨ隆平!
32.I to U
ここでこの曲。ダブアンで…ずるい。ファンも好きだけど彼らも気に入っているな?最近よくやりますし。素直に嬉しいです。できれば本編で…。
エイタメのアコースティックバージョンも良いけれど、FIGHTコンのバージョンが一番好きだ。その頃に比べるとメンバーもこの曲歌う際に余裕ができた感じ。表情もリラックスしてるし。
単純にいい曲。関ジャニ∞こういう曲も聞かせますよと声を大にして言いたい。だから好きなんだ。
最後のあいさつ。はけて行く安田章大が可愛すぎました…。くっそー。
初めて入ったライブがこのジャムコンで結果的に渋谷すばるの最後のコンサートになったわけだけれども、コンサートの完成度があまりに高くて驚いた。前半は完全にロックバンドだったし、後半は完全にアイドルだった。アイドルだから、ジャニーズだからって少しなめてかかっていたけれど、アイドルだしジャニーズだからこそできること、そしてそれ以上のことを彼らは見せてくれた。
上手いこと言えないけれど、このライブに入ることができてよかった。
飲めるなぁ!
GR8ESTコン大阪まであと2週間。渋谷すばるは抜けたけれど、6人での新たなスタート。楽しみすぎる!
関ジャニ's エイターテインメント ジャム その1
GR8ESTコンがそろそろ始まりますが。このタイミングでジャムコンを見直してます。初めて入ったライブでその時の感想を簡単に書いてはいるのですが(http://haruki3535.hatenablog.com/entry/2017/07/23/025750)、DVDをみて細かーく改めて記しておきたい性格なもんで。
関ジャニ's エイターテインメント ジャム
オープニングは関ジャムのイメージで。ポップで可愛い。いうて映像見るまですっかり忘れていましたが。
今回はバンド曲を前半に集めた、とのことでいきなりこの曲。かっこいいっす!!
渋谷すばるのブルースハープがもうこれからは関ジャニ∞ではみられないと思うとさみしいな…。
ここから象まではメトロックでやっていた曲をやってくれて。実際メトロックには参加しなかったのでこの配慮は嬉しい。
2.勝手に仕上がれ
冒頭からテンションぶち上げ。この曲はアドリブも多くてライブだと楽しさ倍増よ。村上信五の煽りよ!OKAMOTO'sが作ったこともあってライブ向きだし盛り上がるよ。最初からこんなに盛り上がってしまってよいのかよ。
3.宇宙に行ったライオン
この曲もすき。最初に見たライブ映像がFIGHTなもんで思い入れもある。いい意味でジャニーズらしくないというか。邦ロック的というか。
ジャムコンでは照明と背景映像が綺麗なんだな。特にCメロ終わりの大倉のドラムとの一体感。当日会場でも鳥肌だったけども映像で見ても最高。ジャムコンでは大倉忠義がプロデュースしたとのことだけど、センスフルなので今後もよろしくお願いします。
村上信五の煽り(声出てるかい!?と馬鹿になろうぜー)を挟んでから。
4.象
嬉しい。この曲もロックでいい。フルコーラスなのがまた嬉しい。安田ソロで煽りまくってから淡々とした横山ソロという流れが良い。これか!と思った。
映像では安田の髪が静電気で爆発していて笑った。ところで安田章大の髪型ですが、私が入った大阪公演ではもんたよしのり(個人的にはバルデラマ)だったのですが、収録されていたのは落ち着いた髪型で良かった。俺節の反動でか少し丸くなった気もしますが。衣装の個が強い。
衣装は他のコンサートでもツアーTシャツをアレンジしたものを着用してますが、だいたいいつもはアンコールとかなので冒頭から着てくるとは思わなかった。ファンからしたら同じの着られるの嬉しいのかな。横山の着てるやつのカラーリングが好きなんだけどもそれは未販売なのがな。
5.Traffic
錦戸亮作詞作曲。アコギで始まる感じといい曲調といい錦戸って感じ。安田巻き舌が激しめ。
この曲も背景映像が凄くお洒落で良かった。映像にはあんまりのこってないんだけど。レーザーが上から見ていて凄く綺麗だったんだ。
6.生きろ
渋谷すばる作詞作曲。まっすぐな曲。各メンバーの楽器の音がはっきり聞こえるのもらしいな。サビで7人の顔がアップになって、強い。最高で最強ですわ。
錦戸のMC。喋りが得意な方ではないのに毎回錦戸のMCがあるのはなんでなんだろうと思ってたけど(初期は彼の成長のためだろうけど)、ここで喋っておかないと全体のMCで喋らへんのやろな。
7.侍唄 (さむらいソング)
カラオケでいつも歌ってしまう。渋谷錦戸のツインボーカル。サビで錦戸が歌ってる時に渋谷がハモって、渋谷が歌ってる時に錦戸がハモる。あーもう見られないの本当に勿体ない。残りのメンバーでカバーできるとは思いますが!ストリングスとギターの響きも綺麗でいい。
丸ちゃん元気ー?のくだりがとても好きです。ちょっと疲れてる丸山隆平がツボです。MC集でも散々やってましたけど。
メイキング見てたら丸山大倉のやりとりやたら出てくるんだけど、この2人ずっとわちゃわちゃしてて楽しいからいい。みてるだけでほっこりするわ。
8.夢への帰り道
村上信五キーボード本当に弾いてるんだよなあ。日本一忙しい(かもしれない)のに。凄いな。
収録されてるのはちゃんと歌ってるバージョンで、私が入った公演もちゃんと歌ってたんだけども、MC集に入ってるおふざけバージョンを見てしまってからは通常版が物足りなくなるという罠。そして信ちゃんが間違えるからあえてふざける大倉忠義な。
丸山ベースソロ。いいよ!丸ちゃんいいよ!さっきとのギャップがえげつないですわ。正直ライブ見るまで丸山隆平にそこまで興味なかったんですが、ライブ終わったらもう丸山隆平が気になって仕方がなくなるんだよね。沼とはこういうことか。
9.Tokyoholic
収録版の演出好きだな。メンバーカラーの歌詞が出るのはtokyoholicのpvと同じよね。
この曲基本的に各メンバーのソロで進んでいくけれど何気に横山のソロだけがない。その分横山は演奏忙しそうですが。渋谷錦戸のボーカルの掛け合いもかっこよくて良い。
10.S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き
背景映像が可愛いんですわ。横山村上のガヤ(?)の映像がよくて。PV作って欲しい。アルバムを聴いた時はそんなに好きな曲ではなかったけど、ライブでやったら盛り上がる。やっぱバンドから提供された曲はそういうとこある。
映像見てから気がついたんですが、ラストのサビ前の上ハモを丸山が生でやっていたというのはさすが。丸ちゃん忙しい。
11.NOROSHI
キター!!がんがん放出される炎とNOROSHIですよ。漢くさい。これぞ関ジャニ∞。
冒頭の丸山ベースがかっこいい。横山のトランペットもいいし、安田のギターもいい。そしてピース1つで5万人を沸かせる渋谷すばるよ。
最後の最後にまた炎で締めるのも含めて最高ですわ。
ここまでがバンドパート。もう最初の1時間でこんなに盛り上がってしまって良いのかという感じ。あっという間だったな。
長めのMC(かつ休憩)があるのもまた関ジャニ∞らしい。何を隠そう関ジャニ∞にハマったのはMC集を見たからです。他のグループのコンサートを知らないけどたぶんこんなに話してるのは彼らくらいでは?そのうちさだまさしさんのようになったりして…。
ノンストップヤスのくだり大好きです。あとすぐ酒飲む話する関ジャニ∞も好きです。
12.奇跡の人
この当時発売したばっかりだったかな。センターステージで並んで歌うのもまた良いね。これだけ大きな会場が真ん中の7人に釘付けになるなんて凄いことだなと思った記憶。
個人的には見やすかったし盛り上がりやすかったので、前半バンド、後半ダンスっていう構成は良かったと思います。バンドの間は結構ずっと遠かったけれど、舞台演出含めて俯瞰で見たい私にとってはちょうどよかった。
その2に続く。
ばしゃ馬さんとビッグマウス
ばしゃ馬さんとビッグマウス
見ました。
安田章大推しとしては見ておかなければならないと思っていた1作。なんの予備知識もなしに見ましたが、一応あらすじは下記の通り。
次々と脚本コンクールに応募するものの、一次審査すらも通らない34歳の馬淵みち代(麻生久美子)。そんな彼女と同じシナリオスクールに通う26歳の天童義美(安田章大)は、自分の作品をほとんど書いたことがない割には、常軌を逸した毒舌で他人のシナリオを酷評する。そんな彼らが出会ってしまい、何と天童がみち代にほれてしまう。嫌味な自信過剰男だと自分を嫌うみち代に認めてもらおうと、ついにシナリオを書くことを決意する天童。意外な彼の真摯(しんし)な姿に、みち代も心を開き始めるが……。
(↑公式サイトは消えてしまっていたのでYahoo!映画からの引用ですが)
ここから感想(ネタバレ含みます)
◼️キャストについて
監督が安田章大を初めて見た時に、「天童がいる」と思った、という話をしていまして。正直開始から1時間の天童はひたすらに救いのないクズでなんでこの役が安田章大に来たんだろうと思っていたのですが…、カラオケでプレゼントをあげるシーンがまさに天童義美=安田章大でしかなかった。やたらでかいリュック背負ってるなと思ったわ!ギター出して歌い出すし(最後クレジットで「天童義美のラブソング(作詞作曲:安田章大)」を見たときにはやっぱりな、と思いました。
なんていうか人間味が凄くあるんだよね。安田章大の演じる役には。フラジャイルやドラゴン青年団のようにそこらへんにいそうな、とは少し外れるけれど、ちょっと独特ででも真っ直ぐで。覚醒後の天童はどこか安田章大に重ね合わせて見てしまっていました。
どこのラーメン屋に行けば安田章大バイトしてますかね?
麻生久美子をちゃんと見たことなかったけれど、馬淵がやる気ないときはちゃんとやる気ないし、きちんとけしょしたらふつうに美人だし。
馬淵はあんなん狡いですわ。松尾の前で別れ際に泣くのも狡いし。部屋に行ってしまったらそりゃそうなるって分かってるし。天童に電話しちゃうのも狡いし。でもわかる。凄くわかる。わかるからなおさら狡いと思う。
何より松尾がいい男なんだよね。現実を生きている中で優しくもあって、そりゃ馬淵も甘えちゃうし、簡単にちょっと好きにもなるよ。岡田義徳凄い。
秋野暢子もぴったりだったし(安田章大とだんだん顔が似てるように見えてくるからね)、介護センターの職員さんも入居者役の方々もみんなそれぞれに実在するんじゃないかなって。この話は登場人物が決して多くはないんだけど、だからこそそれぞれのキャラクターがよく見えたし、みんながみんな上手かった。
◼️演出について
結構細かいところ色々気にしているなと。
天童の部屋のごちゃごちゃさとか小物とか、馬淵の部屋のリアルさとか。結婚式の余興後に化粧が残ってるとことか。
衣装も良かった。天童は一貫して派手。馬淵の最初はやる気のない感じから、介護ホームで働くときのTPO重視のシャツとジーンズ(この話馬淵はチェックシャツ多目っていう設定)、ラストシーンのオレンジのワンピースとコートが凄く可愛いくてセンスがあった。
部屋着は見たのかよってな重ね着。暖かければなんだっていいのよ感がとてもリアル。全体的に服装で季節が感じられて時の流れがわかってよかった。
一番こだわってるなと思ったのは、馬淵が郵便局でシナリオを投稿するシーン。冒頭と、最後と。完全に重ねているけど、その背景(心情面での)は違っていて。最後のシナリオを出したあと、郵便局から自転車で颯爽と去る馬淵と街の風景と。馬淵が前を向いているのが伝わったし、なんかこちらまでスッキリした。
◼️ストーリーについて
この話のテーマが夢を叶えることの難しさと、諦めることの難しさ。
自分は長いこと夢なんて抱いてないし(そもそも大それた夢を持っていたわけでもないが)、諦めようと思ったわけでもなく、なんとなしに生きてしまっているので(現実主義といえばそうともいう)、むしろ夢を追っている人に対してすごいなと思う。
下積み時代に諦めずに努力してアイドルという夢を叶えて、それでもまだまだやりたいことがあるからって努力を続ける安田章大、いや関ジャニ∞に少し重なる気がした。
シナリオの参考までに聞きたいんだけど、ってくだりを天童がやって、馬淵が松尾にやって、また最後に天童がやって。馬淵も自分も同じように言ってしまってるから、冗談にしたいけどしたくない天童の気持ちも分かるだろうし、だから2回目は答えるまでにちょっと間があったんだろう。もちろん天童に対する見方や思いも1回目の時とは全く違うけれど。
でも最後のシナリオを終えて、次に向かって前を向いてる馬淵は最後まで前を向いていたからそこが良かった。かっこよかった。
ちなみに私が一番好きなシーンは、天童が母に会いに行った場面。話しながらみかんを渡されるくだりで、一回断るのもいいし、その後の「食べり」。皮も剥いてくれてるし断れない。好き。
◼️最後に
安田章大に演技させたらなかなかいい仕事するなと改めて感じた作品でした。ウィキペディアによると、その年のキネマ旬報の最優秀新人男優賞にわずか1票差でなり損ねたとか。ジャニーズって穿った見方をされがちだけれど、彼(と風間俊介)は言わなきゃジャニーズってわからないかもしれないくらいにその中に溶け込んでいる。監督や作品との相性が良いのもあるとは思うが、そういう風に使って貰えているのは良いこと。
今はまず怪我の治療が最優先ですが、落ち着いたらまた演技のお仕事をしてくれたら嬉しい限りです。
大阪ロマネスク with葉加瀬太郎 ロケ地
ロケ地取り急ぎわかった分だけ
全員
https://www.kansai-airport.or.jp
渋谷
堺 古民家カフェflower
https://flower2013111.jimdo.com
錦戸
福島 チーズ&フルーツバルエスパス
村上(修正5/30)
築港 GLION MUSEAM (旧築港赤レンガ倉庫)
丸山(追加6/1)
西淀川区 岩見会館とPUGバッティングセンター付近の自転車道
https://www.battingcenter.com/osaka/1199/
大倉
淀川沿い
横山(追加6/3)
ドラゴン青年団
みました。全く知らなかったんですが、「主演」と聞いたからには見ねばと思い週末に一気見。以下、感想をば。
公式サイトはこちら
http://www.teichiku.co.jp/artist/kan8/dragon-seinendan/
◾︎ストーリーについて
テレビ大阪(テレ東)系列のゆるーい時間帯のドラマ。勇者ヨシヒコ好きの私としては、この枠には期待しかなかったのですが、結論から言うと、やはりゆるーい。特に前半はゆるーい。
勇者ヨシヒコが、ドラクエをコストを抑えて無理やり実写化した冒険活劇。とすれば、ドラゴン青年団は、現世におけるRPGをドラマにした、という感じ。ドラマとしてはヨシヒコとは全くの別ジャンル。
基本的には、ドラゴンを倒すためのクリスタルをゲットするために、アイテムを使ってミッションをクリアしていくのですが、アイテムのありかやミッションのクリアの仕方がまあまあ現実的で、いい意味で御都合主義。なにせ45分×11回でドラゴン倒さないといけないですからね。サクサク進むよ。
そこそこにしょうもない(褒めてます)設定を自らも疑いつつ、面白半分真面目さ半分でミッションに取り組んでいく姿がよい。いくつになっても、集まればふとしたきっかけで中学生みたいなテンションに戻れる彼らが微笑ましく、どこか羨ましい気持ちにもなった(関ジャニ∞を見ている時に通じる部分もあるかも)。
物語が後半に進むにつれ、段々と壮大になっていったり、登場人物の心の機微が描かれていったりして、うまいこと11話の中で完結させたなと。何気に最終回でそれまでのちょっとした伏線(最終回まで伏線と気づかなかったのですが)を回収していったのは綺麗でした。監督がもともと舞台をメインに活動されている方ということで、カメラワークなど演出の仕方だけでなく、この伏線の回収の仕方も舞台ぽいなと感じました(上手いこといえないのですが、泥棒役者の回収の仕方に似ていた)。
◾︎ヨシオ/安田章大について
地元の普通の兄ちゃんという役どころなのですが、地元の普通の兄ちゃん感がすごいんですよ!私の地元にも安田章大いたかな?と錯覚するくらいに。前述のようにみんなでわいわいしてる様が地元の普通の兄ちゃん(何回言うのか)。
そんな中、9話でヨシオがみんなの前では笑顔を見せつつも、自分は諦めて自室でゲームを始めたシーン。それまでの前向きでちょっとアホなヨシオとのギャップ。普段の安田章大が明るくニコニコしている印象が強いだけに、もしかして彼もこういう時があるのかもしれないと思うと心がぎゅっとなった。あんまり落ちてるところとか見せない人だから尚のことぎゅっとなった。
そして最終回、喫茶店でヨシオとヨーコが2人きりになる場面。ほとんど恋愛要素なく話は進むけれど、周りに色々茶化されて笑いに変えてるけど互いに意識してないわけではないこの絶妙な距離。
ここでの安田章大の現実味よ。ジャニーズだったことを忘れるほどに地元の普通の兄ちゃんで、幼馴染なら絶対ちょっと好きになるやつ。
そして蓮佛美沙子の現実味よ。幼馴染なら絶対ちょっと好きになるやつ。
このドラマで唯一そういう意味でドキドキさせられた。安田担の人は一度この場面だけでも見てください。そしてドキドキしてください。
全編通してヨシオというキャラクターがあまりにそこらへんにいそうで、かつそれを演じて不都合のない安田章大という役者と安田をキャスティングした凄さですよ。ジャニーズだからという偏見で見て欲しくはない。フラジャイルとはまた違った角度だったけども、普通の人の役をやらせたら一番ジャニーズでは普通の人に近いのかも(見た目的な部分もあるかもしれないが)。安田章大できる子なので、演技のお仕事待ってます。
とはいえ、一番衝撃が走ったのはなんといっても尻。いくら関ジャニ∞といえど、現役のアイドル(しかもジャニーズ)が初回から尻を出す。なんならその後の回でも何度か尻を出すとは。ストーリー上やむを得ないっちゃやむを得ないですが、どうにでもできるのにあえての生尻。ここに安田章大を配置した人よ。このドラマから数年後にライブで褌姿を披露しているのを考えればまあ理解せざるを得ないのですが、事務所簡単にOKし過ぎです。ええまあ綺麗な尻でした。
余談だけど、ヨシオの字面を見るとヨシャオを思い出して仕方がない。何度狩りに出ようとしたことか。
◾︎最後に
ゆるーく始まった割に、最後はいいもの見せてもらったなとなんとなくスッキリした気持ちになれた。この緩さとちょっとのシリアスとちょっとのドキドキとのバランスがちょうどよかった。休日にのんびりと見てほしい作品。
フラジャイル
フラジャイル5話に関ジャニ∞安田章大がゲスト出演している。ということで、先日拝見いたしました。
まだご覧になっていない人は(安田担、eighterは勿論そうでない人にも)ぜひ見て欲しい。すごく良かったんだ!!
フラジャイル 5話
安田章大は末期癌で緩和ケア科に入院する予定の若い青年小早川役。家族も彼女も夢もないという小早川が、検査技師森井と出会い…
ストーリーはこちら。
http://www.fujitv.co.jp/FG/story/story05.html
***
もう冒頭から切ない。貼り付けたような笑顔がこちらまでつらい。自分の余命を分かっていて、人生を諦めきっているけど周りに迷惑をかけまいと笑顔を見せる小早川が、優しさの塊ジャニーズのマザーテレサ安田章大にあまりにぴったりで。楽しげな学生を見つめる瞳に、空を見上げる表情に、自然と涙が溢れて来た。
安田章大の演技も凄かったが、小早川というキャラクターが完全に安田章大だった。漫画原作だけれども、まるで彼のために書かれたのかというくらいにはまり役でした。普通の人の役やらせてもらえるってのは一つの強みだと思う(スキャナーのような一見普通に見えて飛んだ役も良かったが)。
もっと演技仕事来てもいいと思うんですけどね。大倉錦戸と比べたら見た目の華は慎ましやかかもしれませんが、出来るんですよ安田章大。
***
残りの人生でやりたいこと、について小早川が考えていた時、私は渋谷すばるのことを思い出した。境遇は大きく違えど、残りの人生を悔いなく生きるために自分のやりたいことを見つけた2人。
このタイミングで触れるべきことかはわからないが、今回の渋谷すばる脱退に伴い、他のメンバーも一度自分の人生でやりたいことについて考えたと思う。その結果、関ジャニ∞での活動を選んでくれているのだろうが、やりたいことに向かってまっすぐな小早川を見ていて、いつか安田も他にやりたいことが見つかったらその夢を追いかけて行ってしまうのかもしれないなと一抹の寂しさを覚えた。
小早川の結末は予想を裏切られた訳だけれど、人の人生なんていつ何があるかわからないものであって、その中で自分が悔いなく生きたと言い切れる為に、自分が本当にやりたいことってなんなんだろうと私も考えを巡らせた。
当面は関ジャニ∞を見守ること、という結論に至りました。
破門
横山担の友人からのごり押しにより拝見いたしました。
下記感想を。ネタバレないです。
◼︎内容について
割とゆるーく始まって置きながら、何度ひっくり返されるんやというくらいの騙し合い。彼らの振り回され具合を感じるほどにストーリーもスピード感を持って進んでいった。
大阪ミナミが舞台のため、よく知った場所も多く、現実と作品との狭間にいるような変な感覚に。また全編ほぼ大阪弁で進んで行くので、それもまた不思議な感じ(8UPPERSも関ジャニ∞の皆さんは関西弁のまんまでしたけどね)。大阪弁での掛け合いもテンポが良く、この作品のリズムを作った一つの要素だと思う。
利己主義とまでは言わないが、自分の損得ばかりを考えていた二宮と桑原が、互いに少しずつ歩み寄り成長する様には少しくすっとさせられた。
ちなみにビデオコメンタリーも見ました。ちょうどご飯食べながら見ていたのでまったり見るにはとても良い。チーカマのくだりはやっぱり気になったよね。
◼︎キャストについて
横山裕演じる二宮は、あれだけ濃いメンツの中にいて、普通に近い人。若い頃の横山の見た目だったり、キングオブ男や8UPPERSなどの役柄もあって、むしろ裏社会に近いイメージではあったのですが、一般人(あくまで一般人でいようとする人)二宮にしか見えなかった。素晴らしいキャスティング。
佐々木蔵之介は割といい人の役ばかり見て来たので、極道を演じているのが新鮮だった。しかしスタイルがいいしスーツが似合う。極道がカタギのふりをした時の引きつった笑顔のうまさよ。
北川景子は最初から最後までとにかく美人。二宮のことを考えると、あんな美人がいとこだからそれ以上の展開がないのが寂しい反面、いとこだからこそ面倒を見てくれているのかもしれない。
京都出身の方だけれど、この作品では大阪弁を話しているのが違和感。というかあんまり大阪弁は上手でないというか…。
ジャニーズWEST濱田崇裕も出演していたのですが、なんて作業着が似合うんだ。後半結構大事な役になったのは意外な展開でした。
◼︎最後に
ビデオコメンタリーで横山も言っていましたが、本編が終わってなぐりガキBEATが流れてくるのが嬉しかった。
ストーリーにも合っていたし、エンドロールの映像との親和性も高かった。
いい作品に関われたんだなあとほっこりしました。
ところで、この作品続編作る余地大いにありますよね?