フトコロノカタナ
関ジャニ∞ JAM 初回限定版Aの特典映像を見ました。
青春のすべてのPVとドキュメンタリー映像のフトコロノカタナ。簡単に感想を。
フトコロノカタナ
アルバムやライブの打ち合わせの映像と、各メンバーにとってのフトコロノカタナ(自分の支えになっているもの)についてのインタビュー。
街の中で自然体の安田章大。一般の方の懐にすっと入っていって会話をしている姿や、人工的なものじゃなくて季節の移ろいとか生命の息吹とかそういうのを全身で享受している姿。だからロケが好き、ぶらり旅が好き、というのも自ずと伝わってきた。彼にとって音楽のある生活というのが自然で、だからこそ生き生きとして見えるんだろうな。
ところでこの時の髪型が好きなのでまたこれやってください。全体に柔らかい空気感でああやっぱり安田章大好きだな、と。
トランペットの練習の様子。初めてドームでトランペットを構えた時の50000人のざわざわのくだりは面白かった。
自分は諦めがちなタイプだけれども、明日にはできる、って思って頑張っているっていう台詞は凄く前向きでよかった。真似したい。
地元の友達と会うことでパワーをもらう錦戸亮。メンバーといる時の甘えた表情とはまた違って、この人は男同士で遊びに行くの好きなタイプだろうなと思った。昔から男の子5〜6人のグループで旅行とか行くタイプね。知らんけど。忙しくても地元の仲間と気兼ねない関係を気づけているのは素敵な形。
そして同じTシャツを12年着続ける錦戸亮。物持ちがいいというか、着るものへの頓着がないというか。打ち合わせ中のブルースリー風のジャージも何回か見ている。
漫画を買い漁る丸山隆平。えらいどんどんとカゴに入れるのでほんまかいと思ったんだけど。いつものはしゃいでる丸山でなく、自分の時間のために淡々と買い物をする彼の姿は新鮮でした。静かな時は静かに過ごすタイプなのかも。
ベースの話の中で、自分はギリギリの所で関ジャニ∞に滑り込んだし、ベースをやっていなければ関ジャニ∞にはいなかったと思う、という台詞が凄く印象に残った。最後に加わった大倉についてはそういうイメージがあったけれど、丸山もそんな風に感じていたということに驚いた。確かに上3人や錦戸、安田のようなはっきりとこれという強みが当時はなかったり、メンタル的にも強くなかったり(後の渋谷談)したからそう捉えていたのかもしれないけれど。丸の代わりは誰にもできない(これも後の渋谷談)だろうから、やはり丸ちゃんがいてくれてよかったなと思う訳です。
焼肉がとても美味しそう。空腹時に見てはいけない。嫉妬してたくだりとか、楽器をやる気なんてさらさらなかった話とかなかなかにさらけ出していて面白かった。この人はまっすぐ生きてんだなと。
最低限のもので暮らせるなって一度リセットしたという話について、自分もそういうタイプだからその気持ちはすごくわかる。ジャニ勉で錦戸も駐車場以外にこだわりはないといっていたし、ミニマリストとは言わないけれど、合理的であればそれでいいというか、そこについては無頓着なんだろう。この2人はそういうところで似ているのかもしれない。
みんながみんなそれぞれにやりたいことを伸ばしていって、それをお前こんなことも出来るのかって今うまいことまとまっていっている感じ、というのはまさに今の関ジャニ∞を言い得ていると思う。
正直私は彼の俳優としての顔はほとんど見たことがなかったのだけれど(彼の出ていたドラマはこれまで見ていない)、グループの中ではドラマ組として位置付けられ、わからないながらももがいてなんとかやってきたっていうのが感じ取れた。そうなると彼のドラマも見てみたい。とりあえずROMESあたりから。
新年会の映像でもそうだったけれど、内に熱いものを持っていて、それを言葉を選んで話してくれるから、聞いているこっちもぐっと熱くなる。話し終えた後に見せる笑顔は反則。
彼の目線から語られる各メンバーの話というのはなかなかに興味深かった。割とふざけたことばかり言っているイメージがあるから、こうやって真面目な話を聞くのは面白かった。渋谷の語りにはどことなくメンバー愛が溢れていた。ヤス話とここでもマザーテレサって言われていた。
最終的に彼のフトコロノカタナがメンバーなのかもしれないなっていうのでこのドキュメンタリーがうまいことまとまった。
個々のメンバーにフトコロノカタナの企画の話を持って言った際や、アルバムのユニットを決めるくだりは、楽屋や私物が見られてオタク的には嬉しい限りでした。
歌ったりバンドやってる時も、バラエティのわちゃわちゃもすきだけれど、ドキュメンタリーはそういうのでは見えない部分を話してくれるから好き。いい企画をありがとうございました。
余談だけど、この間ジャニ勉でやっていた情熱大陸ごっこを思い出した。アナザースカイごっこの方が近いかもしれないけど。
彼らにとってのフトコロノカタナは今後変わるかもしれないし、フトコロノカタナと彼らとの関係性も変わってくるだろうから、また定期的にこういう企画があると嬉しいです。