味園ユニバース
関ジャニ∞全国デビュー13周年
そして渋谷すばるの誕生日
ってことで本日はこれ。
※激しくネタバレあります
先日鈴木紗理奈が別の映画で賞を取った際に、この映画の話が出てきたり。実家の母は上映期間に見ていたらしく、関ジャニ∞にハマったと伝えると、渋谷すばる歌上手いよね、味園ユニバースで知った、などと聞かされたり。
DVD借りようかと思っていたのですが、タイミングよく再上映ありましたので、行ってきました。
公園で初めて歌うシーン。その声量に圧倒された。もちろん彼の歌唱力は分かってはいたんだけども。
カラオケで歌うシーンでは、赤いスイートピーが良かった。もっと聴きたかった。
しかし映画の最後で歌うのはそっちだったかーと…なんかニコニコしていてもはやライブで見る渋谷すばるで。個人的には最後、古い日記を力強く歌って、もう振り返らないっていう意思表示でもするのかと思っておりました。というか赤犬の新曲は彼の歌唱力が活かせる曲とは違うと思うんよなー。
口数の少ない役柄だからこそ、彼のミステリアスな魅力がよく出ていたし、はまり役だったと思います。色々と抱えていてもそれを口にはしないところとか。演技はしているんだろうけど、ポチおが渋谷すばるに重なる部分がある(と私は思う)からか、凄く自然体だった(関西弁の効果もある)。何せあの圧倒的な歌唱力。
この人はジャニーズ続けてなかったらもしかしたらこうなってたかもしれないなと…ジャニーズ続けてくれてありがとう。
余談だけれど、歌わせてみたら凄かったっていう役柄で俺節の安田章大を思い出した。渋谷すばるの場合は歌唱力は折り紙付きですからね。いうまでもない。
今回はTOHOシネマズで見たのですが、音の距離感に拘ってる作品だなと。いわゆるサラウンド仕様。スタジオでバンドが練習しているシーンや、おじいが空き缶を潰しているシーンなど、音がすごく立体的で、自分がまるでその作品の中にいるかのように感じた。これは我が家の再生機器ではできないので、劇場で見ることができて良かった(あまり普段映画に行かないのであれなのですが、もしかすると一般的なのかもしれん)。特にスイカのシーンはそれが顕著で。渋谷すばるにスイカの種飛ばされる経験、なかなかないです。
そして二階堂ふみが可愛かった。ジャージの時の可愛さなんなんすかね。あれならグーパンされても仕方ない。
クライマックスの場面、かすみはどうしてあそこが分かったのか、周囲のやつらはなぜポチおをかすみにみすみす渡したのか、いくつか疑問は残っておりますが。
見おわった後はなんとなくほっこりとした気持ちになりました。感動っていうのとは違うんだけど、心がほんのりと暖かくなるそんな作品でした。小劇場っぽい作品だなと思っていたら、そもそもは単館上映の作品だったのですね。納得。
キャスト先行だったのか、物語先行だったのかまではわからないのですが、渋谷すばるとポチおの親和性が凄かった。面白い作品だったので、味園ユニバースが渋谷すばるの代表作であることがなんだか誇らしく(私は何も関係ないけれど)感じた次第です。